先にあげたスキンシップが相手との距離を近づけたり、相手との距離を測ったりするのに使えるように、もっと簡単なものとして相手の呼び方を意識するというものがあります。
例えば、今まで苗字であなたのことを呼んでいた人が、ある時からあなたを名前で呼び始めたとしましょう。
あなたはその相手の行為をどう感じるでしょうか。あなたにとって相手が好ましい人物であれば、嬉しくなり、あなたにとって好ましく無い相手からであれば嫌な感じがするのではないでしょうか。
これは、名前を呼ばれた方が、よりあなたであると特定されるので、相手があなたを意識しているという感覚を受けるからだそうです。これを自我関与が強まるといいます。
もちろん、これも先のスキンシップ同様に誰に対しても自我関与を強めると、良い結果を得ることが出来るというものではありません。ただ、相手との関係を一歩深めたいと思うときにその切っ掛けになったり、実際にその効果を与えてくれたりはします。
自分のことを名前で呼ぶ人のことを、人はそうでない人に比べて特別に意識する傾向があるようです。
このことを上手く利用して、自分が相手と仲良くなりたいという気持ちを伝えることも出来るでしょう。
ただ、相手の反応には注意を向けてくださいね。
「なれなれしい」と思われたりして嫌がられているのに、しつこく続けていたりすると、嫌われる原因にもなりかねませんよ。